「バレエを習わせたいけど費用が気になる…」
「お金持ちじゃないとバレエを習わせてあげられないのかな…」
バレエという習い事に良いイメージを持っていてもお金のことが気になって習わせるのに躊躇している親御さんは多いのではないでしょうか。
ここでは、小学生姉妹に5年以上バレエを習わせている私(夫:サラリーマン、私:専業主婦)が実際に必要な費用についてご紹介します。
一般家庭でバレエを習わせることはできる?
私は一般家庭でもバレエを習わせることはできると思います。
ただし、お子さんがどれくらい本気でバレエをするか・どんな考え方の教室に入るかによって事情は変わってきます。
本気でバレエをするようになるとコンクールや発表会が増えるので、その費用が厳しい…という話をよく聞いたことがあるよ……
練習メインで発表会が少ない教室だと他の習い事と必要な費用は変わらないらしい!
バレエ教室に入るときには、現段階で必要な費用だけでなく数年後お子さんが大きくなってからどれくらい費用が必要になるかも考えてから決めることが大切です!
バレエを習うのに必要な費用
ここではバレエを習うのに必要な費用を3つご紹介します。
- 月謝
- 発表会
- 道具
バレエを習うために必要な主な費用は上の3つです。
では詳しく説明していきます。
月謝
月謝は年齢・回数・教室によって大きく変わりますが、他の習い事と変わらない費用設定の教室が多いです。
レッスン回数 | 月謝目安 |
週1回 | 4,000円~10,000円 |
週2回 | 8,000円~15,000円 |
週3回 | 13,000円~20,000円 |
週4・5回 | 13,000円~30,000円 |
月謝はレッスン回数が増えるごとに費用が大きくなりますが、回数が増えれば増えるほど割安になる教室がほとんどです。
こんなに回数が多いの?と驚かれる方も多いですが、プロを目指すお子さんの場合は週4回以上のレッスンが必須のようです。
ちなみに私の娘が通っているバレエ教室では…
小3娘→週2回で9,000円
小5娘→週4回で13,000円
バレエ業界で考えると一番安い値段設定でレッスンを受けさせてもらっています。
ありがたい!
発表会
一番費用がかかるのが発表会です。
一般的に一人出演すると総額で10万円くらいかかると思っておきましょう…。
発表会費用内訳
費用名 | 値段 | 費用の目的 |
出演料 | 40,000円~60,000円 | 会場費・音響・スタッフ・照明など |
衣装代 | 1着:10,000~20,000円 *発表会によって2・3着必要 | 発表会出演時に着用する衣装にかかる費用 *レンタルOR手作りですが、最近はレンタルが主流 |
道具代 | 10,000円~ | メイク用品・シューズ・タイツ・小物など |
DVD・ブルーレイ代 | 5,000円~15,000円 | 発表会の映像 *基本的にバレエの発表会はホームビデオでの撮影NOなことが多いので、購入必須です |
写真代 | 1,000円~ | 集合写真が1枚1,000円くらい 他にも購入するとどんどん費用は大きくなる |
先生へのお花代 | 500円~10,000円 | 先生へのお礼の品を贈るための費用 *教室によってかなり差があります |
発表会で必要な費用は発表会の内容・教室の考え方によってかなり差があります。
教室によって回数も違うので事前に発表会にかかる費用相場と回数はチェックしておくのがおすすめです。
ちなみに我が家でこの前の発表会にかかった費用は…
小3娘:8万円程度(衣装1着)
小5娘:9万円程度(衣装2着)
こんな感じです。
年齢が低いと衣装も少なめなことが多いので、若干安くなります。
が…かなり大きな出費であることは間違いありません。
発表会出演には一人当たり10万円程度必要だと思っておきましょう!
道具
バレエを習うにあたって必要な道具は以下の3点です。
- レオタード:2,000円~4,000円
- タイツ:1,500円~2,000円
- バレエシューズ:2,000~3,000円程度(トゥーシューズ:6,000円~15,000円・小学校高学年頃から必要!)
バレエのレッスンで必要な道具は上の3点です。
習ったばかりの幼児~小学生のお子さんは布製のバレエシューズを履いて練習します。
小学生高学年以降になるとトゥーシューズも必要です。
トゥーシューズはオーダーメイド品を購入する人も多く、オーダーメイドになると1足1万円程度必要です。
しかも練習量が多いお子さんは1か月で1足潰れることも……!
バレエを習うのに必要な年間の費用目安は?
ある町の一般的なバレエ教室にて週1回、年1回発表会に出演した場合を例に1年間の費用目安を算出します。
費用名 | 金額 |
入学金 | 10,000円 |
月謝 | 72,000円 (6,000円/月×12か月) |
発表会費用 | 100,000円 |
道具 | 5,500円 |
総額 | 187,500円 |
比較的月謝が安い町のバレエ教室を想定して計算すると総額18万7500円となりました。
月謝代や道具代は他の習い事とあまり変わらないため、バレエが高いと言われる理由は主に発表会だということが分かります。
バレエを習う目的によって費用は変わる
バレエは趣味や身体づくりを目的として習うお子さんからプロを目指すお子さんまで幅広いお子さんが習います。
趣味や身体づくりを目的とする場合は、週1程度のレッスンで発表会に出演しないというパターンもあり、そうなると必要な費用はほぼ月謝のみとなり他の習い事とあまり変わりませ
プロを目指すと将来留学が必要になる可能性もある
しかしプロを目指す場合は、週4回以上レッスンを受けて発表会やそれ以外にもコンクールなどに出演することになります。
コンクールに出演する場合も発表会と同じくらいの費用がかかるため、その回数によって費用は大きく上がります。
しかも、最近プロを目指すお子さんの多くが留学をしているという現状もあります。
バレエは習うお子さんが目指す目標によって費用も大きく変わることを知っておきましょう。
費用を抑えたい場合は発表会に出なくてもよい教室がおすすめ
費用を抑えたいなら発表会に出演しなくてもよいクラスがある教室がおすすめです。
多くのバレエ教室では発表会に出演しないクラスも設けています。
姿勢矯正や体力づくりなどの目的でバレエを楽しみたいお子さんに人気です。
お金をかけずにバレエを楽しみたい場合は発表会に出演しないクラスがある教室を探してみましょう。
地域のバレエサークルなどでも比較的費用を抑えてバレエを楽しむことができますよ。
まとめ
バレエはお金がかかる習い事だと言われます。
実際に発表会に出演するために10万円程度かかるので手頃な習い事とは言えません。
しかし、バレエは習う目的や教室のスタイルによって費用は大きく変わります。
教室を選ぶ際にはお子さんがバレエを習う目的、お金事情などを考慮してから教室を決めましょう。
コメント